雑誌でひとめぼれ、あこがれのローバー・ミニと出会うため、免許をとって中古車のお勉強をつみかさねた20歳の初音ちゃん(現実の初音ちゃんは17歳)。新しくなったJUジャナイトでお店を見つけ、今日はいよいよ実際にお店にやってきました。
初:うわあ、クルマがいっぱい〜。すごい、すご〜い。
マ:こらこらお嬢さん、あんまりはしゃいでばかりじゃいけないよ。
初:あら、いきなりシリアスモードね。今日はマーくんやけに力が入っているじゃないの。でもそうね。今日はいよいよクルマを買うわけだからね。ここまでお勉強したことを、ここでしっかり思い出さなきゃよね。
マ:そう、今日はいよいよ決戦の日。マーくんちょっと燃えてます。ゴゴゴゴ。
初:あつい、あつすぎるわ、今日のマーくん。
マ:じゃあ、ここでさっそく復習だよ。いいクルマを買うためには、いい店を選ぶことが大事ってこと、前に勉強したよね。ちょっとお店の様子を調べてみよう。
初:わかりました、先生。
マ:それではさっそく。ふむふむ、……うむ。このお店はとってもきれいだな。ちりひとつおちてない。
初:あ、今日は、シャーロックホームズ風ね。
マ:それに地図を見ると、お店の場所も購入者である初音ちゃんの家からそんなに遠くない。そうだね、ワトソン君?
初:え? はちゅのことかしら。
マ:それに、お店にちゃんとJU加盟店であることを証明するボクのマークが描かれた“標識”がある。
初:ふんふん。
マ:すばらしいっ!!
初:わ!! いきなり。びっくりした。
マ:ワトソンくん!! これこそ、このお店が安心なお店だって証拠だよ!!
初:そ、そうね……。
マ:合格!! ここはとってもすばらしいお店なのだぁ〜!!
初:う〜ん。今日のマーくんはちょっとテンション高すぎるわ。でもマーくん先生のお眼鏡にかなったのはよかったわね。……あれ? こんなところに、 JUイメージガールの私、はちゅのポスターが飾ってあるわ!! まあ、なんていいお店なんでしょう。マーくんこのお店はいいお店に間違いないわよ、絶対に!!
マ:初音ちゃんのお眼鏡にかなうのは、とっても簡単なんだね……。
初:でも、ほんといろいろなクルマがあるわね。……あら、でもこのクルマさっきもあったわ。ほらここにも同じクルマがあるわ。このクルマずいぶん人気ね。はちゅ知ってるわよ〜、これはミニバンね〜。
マ:お、勉強したことちゃんと覚えてるね。いま若い人を中心に人気のミニバンだね。
初:ふふん、まかせなさいって。はちゅは一度学んだことはけっしてわすれないタイプの人間よ。
マ:じゃあ、なんで免許とるのに、2年もかかったんだろう……。
初:キッ、なんかいった?
マ:い、いえ何も?
初:ほんとに同じクルマがたくさんあるわ。でもマーくん、ちょっと私思ったんだけど、同じクルマってどういう基準をもってチョイスすればいいのかしら? ほら、私の前にあるこのクルマって、同じ車種が何台もあるじゃない。はちゅの場合はインターネットでほしいクルマの目星をつけてきたからいいけど。
マ:展示場でクルマを選ぶときには、もちろん、目で外見をしっかりチェックすることも大事。それと同時に、クルマの“本質”を見極めることが大切なんだ。
初:本質?
マ:外見だけでは知ることのできない“中身”を知ることが大切なんだよ。
初:ふうん。どうやって中身を知るのかしら? このクルマはどこが悪いのかって聴診器とかで調べるのかしら?
マ:へ?
初:
「ちょっとボンネットのなかを拝見しますよ、ふむふむ、ふむふむ……。ん?
残念ながらおたくの選んだこのクルマなんですけど、エンジンの調子が悪いようですね。」
「え〜? そんなに悪いんですか、このミニちゃん。」
「もって10年かと思います……。」
「え〜ん、ミニちゃん、せっかく会えたばっかりなのに〜。」
マ:出た、お得意の妄想ひとりコント。ちがうよ、聴診器じゃクルマの調子はわからないよ。
初:そうなの、しくしく。
マ:それに10年ももてば十分いいクルマだと思うよ。
初:しくしく、うんそうともいうわね。
マ:中身を見るため、クルマのプロフィールを見るんだよ。このプロフィールを“プライスボード”っていうんだ。
初:プライスボード?
マ:いま初音ちゃんが見ているように、中古車販売店の店頭にあるクルマって、フロントガラスに数字が書かれた板がおかれているでしょう。
初:あ〜、知ってる〜。大きな数字が書かれている板ね。これって、お値段がわかるだけじゃないのね。
マ:プライスボードには、価格以外にもたくさんの情報が詰まっているんだよ。同じ車種を比べるときはもちろんだけど、初音ちゃんのように買うクルマに目星をつけている場合にも、プライスボードで品質を見極めることは、とっても大切なことだからね。
初:ふ〜ん、それでどんなことがわかるの?